【ロサンゼルス時事】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手について、地元紙オレンジカウンティ・レジスター(電子版)は1日、「エンゼルスは大谷を期限までに(他球団へ)トレードしないだろう」と報じた。トレード期限は米東部時間2日午後6時(日本時間3日午前7時)。  同紙によると、ヤンキース、ホワイトソックス、パドレスが大谷獲得へ熱心だったという。一方で「将来は不透明」とし、今オフ以降の移籍の可能性を示唆した。また、ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「ヤンキースは二刀流のスーパースター獲得へ本気でオファーしたが、エンゼルスは応じなかった」と伝えた。  エンゼルスは43勝59敗(1日現在)でア・リーグ西地区4位。首位アストロズから大きく離され、プレーオフ進出争いでも厳しく、来季を見据えたチームづくりに転換してもおかしくない状況にある。また、大谷は2023年オフにフリーエージェントとなることもあり、米メディアではトレードに関する報道が過熱していた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕大谷翔平選手
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 大谷、エンゼルス残留へ=トレード報道過熱も―地元紙・米大リーグ