大関かど番の正代が粘りを発揮した。玉鷲に土俵際まで押し込まれたが、弓なりになって耐えた後は左を差して一気に反撃。勢いよく寄り切り、「最後まで何とか残り切れたのがよかった」と一息ついた。  初日から3連敗を喫したものの、3連勝で星を五分に戻した。「序盤に比べると、精神的にちょっと余裕が出てきた」と明るい表情。「振り出しに戻したということで、もっといい方向にいったらいいかな」と語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕正代(右)は玉鷲を寄り切りで下す=17日、愛知・ドルフィンズアリーナ
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 正代、粘って五分に=大相撲名古屋場所