ノルディック複合、26年大会は存続=女子は採用されず―冬季五輪
時事通信社 2022年06月25日 09:05:13
【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)は24日、オンラインで開いた理事会で、イタリアのミラノとコルティナダンペッツォで開催される2026年冬季五輪の実施種目を決めた。除外の可能性が報じられていたノルディックスキー複合は実施が決まったが、女子は採用されなかった。 複合は1924年第1回冬季五輪のシャモニー大会から行われている伝統種目。26年大会の出場選手枠は、22年北京大会の55から36に減った。 IOCは30年大会で複合を除外する可能性について言及した。14年以降の3大会で表彰台は日本など4カ国の選手にとどまり、観客数は非常に少なかったと指摘。女子は21年世界選手権で出場国が限られ、競技力にも偏りがあるとした。IOCプログラム委員会のストシュ委員長は「普遍性の基準を満たしていない。男子の将来についても、普遍性を高めることが重要」と述べた。 26年大会はスキーと登山を組み合わせた「山岳スキー」を追加競技として採用。ノルディックスキー・ジャンプ女子の個人ラージヒル、フリースタイルスキーの男女デュアルモーグルなども新たに行われる。選手数は合計2900人。女子は1362人で冬季五輪最高の約47%となる見込み。 (了)【時事通信社】
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