世論調査機関の中央調査社が10日発表した人気スポーツに関する全国調査によると、「最も好きなスポーツ選手」は米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平が4年ぶりの1位となった。男女別、年代別でも他を引き離した。2位は過去3年連続で1位だった元マリナーズのイチローさん、3位はフィギュアスケートの羽生結弦(ANA)だった。 今年11月に開幕するサッカーのワールドカップ・カタール大会での日本の活躍ぶりの予想は、最も多かったのが「ベスト8」の19.9%、「ベスト16」が19.4%で続いた。決勝トーナメント進出(ベスト16以上)の予想は54.5%で、前回ロシア大会を控えた2018年から1.4ポイント減少した。 2月に行われた北京冬季五輪で印象に残っている競技、今後も注目したい競技はともに1位がフィギュアスケート、2位はスノーボードだった。 調査は4月に全国の20歳以上の男女を対象に個別面接で実施し、1204人から回答を得た。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕レッドソックス戦の5回、逆転の12号2ランを放ち塁を回るエンゼルスの大谷=9日、アナハイム(AFP時事)