27歳の阿久津は9バーディー、1ボギーと会心のゴルフを披露し、満面に笑みを浮かべた。「パットがイメージ通り。バーディーチャンスを全て物にできた」 昨季はパッティングに悩んだため、知人のアドバイスも参考に、つま先の開き具合や左肘の使い方などフォームを改造。これがぴたりとはまり、最近になってパットがさえてきたという。「雨が降ってからやみ、硬かったグリーンが軟らかくなった。それも自分に合っていた」。念願の初勝利に向けて、気力充実の様子だった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕5番、ティーショットを放つ阿久津未来也=14日、兵庫・よみうりCC