ベンフィカが泥臭く勝って、6季ぶりの8強入りを果たした。モダンなサッカーを見せたアヤックスに対し、ともに34歳のセンターバック、フェルトンゲンと主将オタメンディを中心に守備を固め、奪ったボールはリスクを冒さず前線へ。後半は少しずつボールを保持してからの攻撃を増やし、同32分に相手のファウルで得たFKをヌニェスが頭で決めた。 ベリッシモ監督はテレビインタビューで、「自分たちのやりたいサッカーはできなかったが、一つのやり方が機能しなければ他のやり方がある」と、勝ちにこだわった戦いが功を奏したことに満足そうだった。国内では好調とはいえず、昨年末には監督交代でも揺れたチームは、この1勝で大きな力を得そうだ。(ケルン時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕アヤックス戦でゴールを決めて喜ぶベンフィカのヌニェス(左)=15日、アムステルダム(AFP時事)