6月に開幕する世界選手権(ブダペスト)に臨む競泳女子の大橋悠依(イトマン東進)が8日、オンライン取材に応じた。昨夏の東京五輪で2冠を遂げた個人メドレー2種目に出場を予定しており、「これまでのことも生かし、二つメダルを取ることに挑戦したい」と意気込みを示した。 5日まで行われた日本代表選手選考会では、200メートル個人メドレーは2位、400メートル個人メドレーは3位にとどまり、「圧倒的に練習量が足りていない」と痛感したという。 世界選手権まで3カ月余り。「まずはベースをつくることが世界水泳にも、その先にもつながっていく。焦らずに淡々とやっていきたい」。2年後のパリ五輪で再び輝くためにも、地道に鍛錬を重ねる構えだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕オンライン取材に応じる競泳女子の大橋悠依=8日