体操男子の日本代表が3日、オンラインで取材に応じ、現役引退を表明している内村航平(ジョイカル)は北京五輪のフィギュアスケート男子で前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦した羽生結弦(ANA)について、「失敗はしたが、挑戦することに価値があると感じた。結果を残そうが残すまいが、羽生結弦というオンリーワンなので」とたたえた。  スノーボード男子ハーフパイプで金メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)にも言及し、「他の人とは全然違う領域に行っている。羽生君も平野君も、自分と共通したところを感じた」と語った。  ロシアによるウクライナ侵攻について問われると、自身が連覇を果たした2016年リオデジャネイロ五輪個人総合で金メダルを争ったオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)の名を挙げ、「どうしているのか心配。スポーツにまで影響が及んでしまうのは非常に悲しい」と話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕オンラインで取材に応じる体操男子の内村航平=3日
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 内村、羽生の挑戦たたえる=ウクライナの好敵手を心配―体操