マジョルカの久保がバレンシア守備陣を翻弄(ほんろう)した。最大の見せ場は後半7分。右サイドで複数のマーカーを引きつけながらドリブルで切れ込み、ゴール前左に抜け出した味方選手へ鋭いスルーパスを通した。  立ち上がりから切れ味鋭いドリブル突破で相手選手のファウルを誘発。正確なパスで何度もチャンスをつくり、遠めからでも積極的にシュートを狙った。チームは無得点で敗れたが、久保自身は圧倒的な存在感を発揮し続け、味方からのパスもよく集まった。結果は伴わなかったが、内容的には今季のベストパフォーマンス。年明け以降は着実に調子を上げており、今後の活躍が楽しみだ。(パルマデマジョルカ時事)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 マジョルカの久保、バレンシアを翻弄=欧州サッカー