北京五輪のフィギュアスケートは20日、上位選手らによるエキシビションが行われ、男子4位の羽生結弦(ANA)らが華麗な演技を披露した。羽生は清塚信也さんのピアノによる「春よ、来い」で優雅に舞い、「全ての思い、幸せ、自分のスケート人生のいろんなものも込めて、表現できたのではないかと思っている」と話した。  男子で銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ)は「このリンクに何も思い残すことがないように滑りたい」との思いで臨み、MISIAさんの歌声に乗って情感豊かな演技を披露。銅の宇野昌磨(トヨタ自動車)は「思ったように動かなかった」と苦笑いしたものの、マイケル・ジャクソンさんの楽曲で切れのあるステップを見せた。  女子で銅メダルの坂本花織(シスメックス)はタンゴのリズムで華やかに舞い、「疲れている割には、できたかな」と笑顔。5位の樋口新葉(明大)は「プリマベーラ」でしっとりと滑り「すごく良い期間を過ごせた」と大会を振り返った。  男子金メダルのネーサン・チェン(米国)は豪快なバックフリップで会場を沸かせた。女子優勝のアンナ・シェルバコワ(ロシア・オリンピック委員会)は、光る衣装でも観客を魅了した。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕エキシビションで演技する羽生結弦=20日、北京 〔写真説明〕エキシビションで演技する鍵山優真=20日、北京 〔写真説明〕フィギュアスケートのエキシビションで演技する宇野昌磨=20日、北京 〔写真説明〕フィギュアスケートのエキシビションで演技する坂本花織=20日、北京 〔写真説明〕フィギュアスケートのエキシビションで演技する樋口新葉=20日、北京 〔写真説明〕エキシビションで演技するシェルバコワ=20日、北京
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 羽生「幸せ込めて」=鍵山、坂本らも華麗に〔五輪・フィギュア〕