北京五輪のフィギュアスケート男子で94年ぶりの3連覇を逃し、4位だった羽生結弦(ANA)が20日のエキシビションに出演した後に取材に応じ、来月下旬の世界選手権(フランス)出場について「僕の今後も含めて、まだけじめがついていないところもある。いろいろ考えながら、総合的に判断して世界選手権は決めたい」と語った。 羽生は14日の記者会見で「羽生結弦が大好きなフィギュアスケートを大切にしながら、究めていけたらいい」と話していた。この意味について聞かれると、「フィールドは問わない。アイスショーなのか競技なのか分からないが、どっちにしろ、皆さんにやっぱり羽生結弦のスケートが好きだと思ってもらえる演技を続けたい」と説明した。 現地入り後の練習で右足首を痛めていた。エキシビションには痛み止めを飲んで臨んでおり「足首はちゃんと休ませてあげようかなと思っている」と話した。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕エキシビションで笑顔を見せる羽生結弦(中央)=20日、北京 〔写真説明〕エキシビションを終えた羽生結弦=20日、北京 〔写真説明〕エキシビションで演技する羽生結弦=20日、北京