Jリーグは15日、開幕前イベントをオンラインで開催し、J1全18クラブの代表選手が抱負を語った。30年目のシーズンは、王者川崎とF東京の一戦で18日に幕を開ける。 川崎は昨季、8月下旬まで公式戦無敗だったが、今年は12日の浦和との富士フイルム・スーパーカップでいきなりつまずいた。主将の谷口は「ショックな敗戦ではあったが、学べるものは多くあった」と捉え、3連覇へ向けて「前回王者のアドバンテージはない。タイトルを取りに行く挑戦者であることに変わりはない」と決意を述べた。 11月開幕のワールドカップ(W杯)に向けて、国内組は勝負の一年。日本代表のエースで、初優勝を狙う神戸の大迫は「チームが勝つために一人一人がどれだけ犠牲を払えるかだと思う。一試合一試合勝ちを重ねたい」と語った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕オンラインで行われたJ1開幕前イベントで意気込みを語る川崎の谷口=15日