ベンガルズ、若手に勢い＝本拠地のラムズ優位か―スーパーボウル

　【ニューヨーク時事】米ナショナル・フットボールリーグ（ＮＦＬ）の王座決定戦、第５６回スーパーボウルは１３日（日本時間１４日）に、ロサンゼルス近郊で行われる。３３年ぶりの大舞台に臨むアメリカン・カンファレンス（ＡＦＣ）のベンガルズと、本拠地で戦うナショナル・カンファレンス（ＮＦＣ）のラムズがぶつかる。 　ベンガルズは２年目のＱＢバローら若手選手に勢いがある。バローはレギュラーシーズンで、先発ＱＢではリーグトップのパス成功率をマークするなど、精度の高さが強み。ルイジアナ州立大時代からのチームメート、新人ＷＲチェースとのホットラインが勝負どころでカギを握りそうだ。 　ラムズは積極的な補強を重ね、地元でのスーパーボウル進出をつかんだ。攻撃はトレードで加入したＱＢスタッフォードの強肩から繰り出すロングパスが武器。リーグ屈指の守備陣は、昨季最優秀守備選手のＤＴドナルドが中心。相手の若いスターたちを抑え、先に主導権をつかめるか。 　３年ぶりの出場で、地の利もあるラムズが下馬評では優位に立つ。勝てば昨季のバッカニアーズに続く、本拠地チームの制覇となる。（了）【時事通信社】