約4割が周囲でNISAを始めた人が増えたと実感!ABCash Technologies × ZUU「お金に関する意識・投資活動についてのアンケート調査」を実施
株式会社ZUU(代表取締役:冨田和成、東証グロース4387)が運営する金融情報メディア「NET MONEY」(https://zuu.co.jp/media/)は、この度、お金のトレーニングスタジオ「ABCash」(https://service.abcash.co.jp/)を運営する株式会社ABCash Technologies(代表取締役社長:辻侑吾)と共同で、お金に関する意識・投資活動についてアンケート調査を実施いたしました。
この結果、回答者の約4割が新しいNISA開始後、周囲でNISAを始めた人が増えたと実感しており、NISA口座を開設する証券会社を選ぶ際は取引手数料の安さや取扱商品数の多さを重視しているケースが多いことなどが分かりました。
お金に関する意識・投資活動についてのアンケート調査概要
■調査概要
実査機関 | 株式会社ABCash Technologies |
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調査目的 | 証券口座の利用状況に関する調査 |
調査対象 | お金のトレーニングスタジオ「ABCash」にて金融教育を受けた受講者 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査対象者数 | 214名 |
調査実施期間 | 2024年5月中 |
調査対象地域 | 日本国内 |
証券会社に関するアンケート調査のサマリ
調査結果からは、以下のようなことがわかりました。
- 回答者の約8割がNISAを利用
- 証券会社選びのポイントは「手数料」「商品数」「アプリ・ツール」
- 証券口座保有者の3割が複数口座を使い分け
- 回答者の約4割が周囲でNISAを始めた人が増えたと実感
- 投資商品は「投資信託(インデックス)」が人気
アンケート調査結果
回答者の約8割がNISAを利用
アンケートではまず、NISA制度の利用の有無を質問しました。
2024年1月にスタートした新NISA制度(少額投資非課税制度)は、個人投資家たちの間で大きな注目を集めており、本アンケート回答者の76.7%がNISA制度を利用していることがわかりました。
今回の調査対象者がABCashの受講者であるため、NISAを始めたきっかけとして一番多かったのは、やはり「ABCashのトレーニング」(39.5%)でした。
将来に対する漠然とした不安を払拭するためにABCashでお金のトレーニングを受講し、これをきっかけに投資を始める人が多いと考えられます。
続いて多かったのは「テレビ・新聞・インターネット等の情報」(20.9%)で、2023年からの1年半以内にスタートした人が過半数を超えました
日本証券業協会の調査によると、証券会社10社の2024年3月末時点でのNISA口座開設数は約1,456万口座。総務省の人口統計によると、18歳以上の人口は約1億693万人(2023年10月1日時点)いるので、日本全体で見ると加入資格を持つ国民の約13%、7人に1人程度しかNISA口座を開設していない計算になります。
証券会社選びのポイントは「手数料」「商品数」「アプリ・ツール」
NISAを利用するためには、証券会社や銀行などの金融機関で口座開設をする必要があります。
アンケート回答者にメインで利用している証券会社を尋ねたところ、「楽天証券」(46%)、続いて「SBI証券」(39.5%)の人気が圧倒的に高く、2社で85.5%を占める結果となりました。
1位楽天証券、2位SBI証券という結果は2023年、NET MONEYが実施した『証券に関する利用実態調査』と同様です。
また、証券会社選びで重視する項目として一番多かったのは「取引手数料の安さ」(68.8%)、続いて「取扱商品数の多さ」(41.4%)「アプリ・取引ツールの使いやすさ」(40.5%)、「会社の知名度・信頼性」(40.0%)、「口コミ・評判」(31.6%)となりました。
主要なネット証券を比較すると、手数料の低さやNISAにおける取扱商品数に大きな差はありません。
証券口座保有者の3割が複数口座を使い分け
アンケートでは、複数の証券会社を使い分けている人の実態も明らかになりました。
口座の保有数として一番多かったのは「1つ」(59.5%)、続いて「2つ」(17.2%)「3つ以上」(12.1%)で、6割近くの人が「1つ」と答える一方、2~3社以上の証券口座を使い分けている人も3割程度いるという結果になりました。
証券口座を使い分ける目的として一番多かったのは「NISA用と一般投資用で用途を分ける為」(38.6%)、続いて「特定のポイントを貯める為」(25.4%)、「メイン口座にないツールを使うため」(14%)となりました。
NISA口座は1人1口座なので、投資額がNISAの非課税枠に収まらない場合、NISA口座と一般口座で資産管理を分ける人もいるようです。
また、証券会社で口座を開設すると、無料でさまざまな投資ツールを利用できます。
実際に取引をするメイン口座は手数料や商品数で選び、ツールや情報収集はサブ口座のものを利用する、という風に証券会社を使い分けている回答者もいるようです。
回答者の約4割が周囲でNISAを始めた人が増えたと実感
金融商品の勧誘、斡旋については「増えた」(34.9%)と3割以上の方が回答しました。
また、投資や資産形成に関するSNSやTV番組の特集については、「増えたと感じる」(83.3%)と回答した方が8割強という結果になりました。
投資商品は「投資信託(インデックス)」が人気
投資している商品として一番多かったのは「投資信託(インデックス)」(59.1%)、続いて「国内株式」(34.9%)、「外国株式」(23.7%)となりました。
投資信託とは、個人から集めた資金をプロがまとめて運用し、運用で得た収益を投資家に還元するという仕組みの金融商品です。
投資信託は、少額からさまざまな資産や地域に分散投資でき、一つの商品に投資するだけで価格変動リスクを軽減できるとされ、初心者にもおすすめの金融商品の一つです。
中でも、S&P500などの指数に連動するインデックス方の投資信託は、保有している間にかかるコストが低く、長期の資産形成に向いているとされます。
NISAを利用する目的についても、「老後資金に不安を抱いた為」(40.9%)という回答がもっとも多く見られました。投資している金融商品だけでなく、投資の目的からも、長期にわたってコツコツ資産形成していきたい人が多いことが分かります。
一方、NISAを始めたきっかけの2位は「自由に使えるお金を増やすため」(17.2%)となりました。
「お金があるから投資をする」のではなく、ABCashで金融教育を受講し、金融リテラシーを向上させることで、「お金を増やすために投資をする」というマインドになる人がいると考えられます。
投資を始めた感想としては、「非常に良かった」(29.9%)と「良かった」(52.9%)を合わせると、8割以上の人が投資に満足している結果となりました。
各回答の理由としては以下のような意見が挙げられ、資産が増えることや金融リテラシーのアップが受講者の資産形成のモチベーションになっていました。
- 順調に資産が増えているから
- お金について真剣に考えるきっかけになったから
- 金融リテラシーを高めることができたから
- お金について学ぶきっかけになったから
- 今のところ利益が出ているから
- 預貯金に置いておくよりも増やせるから
- 成果が出てないから
- 今取り組み始めたばかりだから