Johnson &Johnson(法人名:ヤンセンファーマ株式会社、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:關口修平、以下「J&J」)は19日、二重特異性抗体「ライブリバント®点滴静注350mg」(一般名:アミバンタマブ〔遺伝子組換え〕、以下「ライブリバント®」)と化学療法(カルボプラチン及びペメトレキセドナトリウム)との併用療法について、既承認の効能又は効果である「EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」に対する用法及び用量の一部変更の承認を取得しました。
ライブリバント®は化学療法との併用療法について、オシメルチニブ治療により病勢進行したEGFR遺伝子変異を有するNSCLC患者さんに対しては、National Comprehensive Cancer Network®(NCCN®)が推奨する唯一のカテゴリー1の治療選択肢となります ¹¹ †‡。それに加え、米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology)による治療ガイドラインでは、二次治療にライブリバント®と化学療法の併用療法は強く推奨されています。さらに、欧州臨床腫瘍学会(European Society for Medical Oncology)の治療ガイドラインによると、本併用療法は二次治療としてIAで推奨されています。
J&J Innovative Medicine Japanの代表取締役社長である關口修平は次のように述べています。「J&Jは、昨年のライブリバントの上市以来、非小細胞肺がん治療におけるさまざまなアンメットニーズに応えるイノベーションをもたらしています。今回の承認取得により、ライブリバントは、ラズクルーズとの併用療法で、EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんの一次治療としてだけではなく、化学療法との併用療法として、EGFR-TKI単剤による治療後のアンメットニーズに対しても治療選択肢をもたらすことができるようになります。ライブリバントをベースとする治療法が日本の肺がん治療を進展させ、より多くの患者さんに新たな生きる希望をもたらすことができるものと期待しています」