当社グループでは、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた新たな重点領域の一つとして、温室効果ガスの固定化や森林資源循環などに貢献できる「木造・木質建築事業」を掲げ、2023年10月より非住宅の木造化・木質化を推進するプロジェクト「Future with Wood(フューチャー・ウィズ・ウッド)」を発足し、官民連携の木材利用や木質化の技術開発などの取り組みを加速させています。 このたび当社は、「Future with Wood」の一環として、事務所など9階建てまでの中高層建築物に採用できる、木材を被覆材に使用した鉄骨部材「Dkitto-Column」を開発しました。「Dkitto-Column」は、耐火被覆に使用する木材の樹種に制限がなく、1.5時間耐火を実現できるとともに、CO2排出量削減に貢献できます。 今後も当社は、環境等に配慮した木材の利用により、社会や地域における脱炭素化、森林資源の循環利用に貢献し、カーボンニュートラルはもとより、自然環境と調和した社会の実現を目指します。