東京経済大学 公式サイト:https://www.tku.ac.jp/

報道関係者各位

2025年3月12日

 

東京経済大学ニュ―ス Vol.34 東京経済大学 公式サイト:https://www.tku.ac.jp/

 

特集

鈴木忠志氏講演会「演劇と社会事業の接点をめぐって」

3月15日(土)大倉喜八郎 進一層館で開催

 

 演出家・鈴木忠志氏の講演会「演劇と社会事業の接点をめぐって」が、3月15日(土)に東京経済大学国分寺キャンパスの大倉喜八郎 進一層館で行われます。

 鈴木氏が20世紀後半から21世紀にかけての世界で最も傑出した演出家の一人であることを否定する人はいないでしょう。その活動は、ギリシャ悲劇やシェイクスピア、イプセン、チェーホフから日本の近代演劇を独自の思想で解釈する世界水準の舞台を作ってきたことに留まりません。有名なスズキ・トレーニング・メソッドも単なる俳優訓練法ではなく、人間の身体がどのようなメカニズムでできているかという科学的思考と、舞台俳優が自らの心身からどんなエネルギーを引き出して独自の表現を可能にするかという哲学に裏打ちされたものです。また、鈴木氏が主宰する劇団SCOT(スコット)の本拠地として2025年に50周年を迎える富山県の利賀芸術公園も単なる演劇創造の場というだけでなく、芸術活動を通して社会を変革する「同志」たちが世界中から集結する場所という意味での「聖地」なのです。

 昨年出版された岩波書店の雑誌「思想」や日本経済新聞での連載「私の履歴書」で、演劇人に留まらず多くの人にその偉業を知られるようになった鈴木氏の肉声を聞くまたとない機会です。多くの方のご参加をお待ちしております。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503115517-O1-VzD8dgCY

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000093/202503115517/_prw_OT1fl_TOR0ncCk.png

鈴木忠志 (すずき ただし 1939年生まれ/静岡県清水市出身)

1966年劇団「早稲田小劇場」を創立。1976年富山県利賀村に本拠地を移し、合掌造りの民家を劇場に改造して活動。1982年より日本で最初の世界演劇祭を開催。世界各地での上演活動や共同作業など国際的に活躍するとともに、俳優訓練法スズキ・トレーニング・メソッドはモスクワ芸術座やニューヨークのジュリアード音楽院など世界各国の劇団や学校で学ばれている。1974年、岩波ホール芸術監督。公益財団法人利賀文化会議理事長。情報誌「imidas2001」(集英社)の「20世紀を創った人々550」では、演劇の分野で小山内薫(作家・演出家、築地小劇場創立者)、小林一三(阪急・東宝グループの創立者)、大谷竹次郎(松竹株式会社の創立者)、杉村春子(女優・文学座)、浅利慶太(演出家・劇団四季代表)らと並んで6人のうちの1人に数えられ、「理論・実践・教育・組織運営における新しい演劇人の在り方を示す代表的な存在である」と評されている。ケンブリッジ大学が刊行している20世紀を主導した演出家・劇作家21人のシリーズに、メイエルホリド(露)、ブレヒト(独)、ピーター・ブルック(英)、ハロルド・プリンス(米)、ムヌーシュキン(仏)、ロバート・ウィルソン(米)などとともに、アジア人としてただ1人選ばれ、すでに「The Theatre of Suzuki Tadashi」として出版されている。フランスから芸術文化勲章、ロシアからスタニスラフスキー賞、ユネスコからタリア賞を受賞。

 

東経大インフォメーション

 

Information 1

2025年度ミニオープンキャンパスを3月16日(日)に開催

体験授業など多彩なプログラムを用意。

 

 東京経済大学では、3月16日(日)にミニオープンキャンパスを開催します。学生が当日のプログラムを案内するスタートガイダンスから始まり、大学紹介&学生発表では本学の魅力や各学部等の特徴などをわかりやすく紹介。そのほか体験授業やキャンパスツアーなど、多彩なプログラムの実施を予定しています。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503115517-O3-G5wB9GTa

 

【表】

 

Information 2

国分寺キャンパスリニューアルに向け工事の安全を祈願

第2期整備事業の地鎮祭を3月3日(月)に実施

 

 創立120周年記念事業として計画が進められている国分寺キャンパス第2期整備事業建設の地鎮祭を、3月3日(月)に執り行いました。当日は気温が下がり雪まじりの天候となりましたが、約50名が参列し、国分寺市本町にある八幡神社より宮司様をお迎えして工事の安全を祈願しました。

 地鎮祭に続き行われた直会(なおらい)※では、菅原寛貴理事長及び岡本英男学長からのあいさつに続き、大成建設株式会社代表取締役会長の田中様が登壇。大成建設と創立者を同じくする本学の新たな学び舎を作る事業の受注に対する感謝のほか、学生たちが集い憩う場所を象徴する大屋根をデザインした建物を作り上げることへの責任、そしてこれから約4年間にわたる工事を無事故で終えることの決意についてお話しいただきました。

※直会(なおらい)=祭事後の儀式

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503115517-O4-GRNTv7u4

 

Information 3

第2回面接セミナーを2月15日(土)に開催

さまざまな分野で活躍する卒業生が講師として参加し学生を支援

 

 東京経済大学キャリアセンターは2月15日(土)、第2回面接セミナーを開催しました。20年以上の歴史を持つ本セミナーは、食品メーカーや金融業界など様々な分野で活躍している卒業生を講師に迎え、グループディスカッションや個人面接、そして集団面接を行う伝統あるキャリア支援行事です。

 セミナーでは講師から参加学生一人ひとりに改善点や評価ポイントが伝えられ、熱心にメモを取る姿や積極的に講師へ質問する様子が見られました。本セミナーには採用試験本番さながらの緊張感があるため、参加した学生にとっては就職活動が本格化する前に面接への対応力を身に付ける機会となりました。

 閉会式では講師を務めた卒業生から「改善を繰り返して面接力をさらに高めてほしい。さまざまな経験を積み、社会で活躍する皆さんの姿が見られることを楽しみにしています」と参加学生にエールが送られました。

 本学では今後も、合同企業説明会など就職活動を支援するイベントを数多く開催する予定です。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503115517-O5-Sg7Ud4xZ

 

Information 4

東京経済大学が昭和第一学園高等学校と高大連携協定を締結

両校の異なる特色を生かし未来へ向けた教育の実現へ

 

 東京経済大学は2月6日(木)、昭和第一学園高等学校(東京・立川市)と高大連携教育協定を締結しました。

 国分寺キャンパスの学長室で行われた調印式には、昭和第一学園高等学校から勝美俊也校長と前田理絵進路指導主事が、そして本学からは岡本英男学長と近藤浩之副学長らが出席し協定書を取り交わしました。

 岡本学長が「高校と大学で得意とするところが異なるが、若い世代をどう育てるか、お互いの特色を生かしながら協力していきたい」と述べると、勝美校長も「グローバル化する社会でのモノづくりに経済をふまえた力が発揮できる人材を育てたい。この連携によってより高いレベルの教育を実現したい」と未来に向けての希望を語りました。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503115517-O6-P860vQl4

(写真左から)

東京経済大学・近藤浩之副学長と岡本英男学長、

昭和第一学園高等学校・勝美俊也校長と前田理絵進路指導主事

 

Information 5

学長オープンゼミ「君たちはどう生きるか」を2月1日(土)に開催

若い学生とシニアが世代を超えてそれぞれの意見を交換

 

 東京経済大学の岡本英男学長は2月1日(土)、第3回オープンゼミ「君たちはどう生きるか」を開催しました。

 岡本学長が2019年にスタートした自主ゼミ「学長ゼミ」が主催するこのオープンゼミは、「誰もが自由に参加し発言できる開かれたゼミ」をめざして2022年度から毎年開催しています。

 第3回目となる今回は60名以上が参加。2023年度と同じく「君たちはどう生きるか」を共通のテーマとし、若い世代の学生からは「私たちはどう生きるか」、そして卒業生やシニア世代からは「私たちはこう生きてきた」と題した報告を行い、それらの内容について質疑応答が行われました。それぞれが語る「これまでの人生」の報告に耳を傾けていた参加者が感極まるシーンも見られるなど質疑応答は盛り上がり、予定していた時間内に思いを語りつくすことができず、終了後の懇親会でも活発な議論が続いていました。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503115517-O7-1lBrX3H5

 

Information 6

「こくスマ!」と「SDGs学生委員会」が国分寺市社会福祉協議会へ寄付

市内各イベントや「葵祭」での売り上げ11万4500円を提供

 

 東京経済大学の公式まちづくり学生団体「こくスマ!」とSDGs学生委員会は2月4日(火)、国分寺市社会福祉協議会に今年度分の寄付を行いました。

 「こくスマ!」は音楽イベント「こくフェス」や国分寺市制60周年を記念した「60祭」、「国分寺まつり」、「ぶんぶんウォーク」など、国分寺市内各所で開催された各イベントにおけるワークショップ(缶バッジ作製など)の売り上げと「葵祭(本学における学園祭)」でのフリーマーケット等の売上9万4500円を、そしてSDGs学生委員会は「葵祭」で出店した模擬店でこくベジ(サツマイモ)を使ったメニューを販売した売上2万円をそれぞれ寄付。「こくスマ!」とSDGs学生委員会は今年度の活動報告も行い、国分寺市社会福祉協議会の熊谷淳会長と小川恵一郎事務局長からは「毎年の東経大の学生団体からの寄付に本当に感謝します。有効に使わせていただきます」とお礼の言葉をいただきました。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503115517-O8-PY1M6gsQ

(写真左から)

東京経済大学・藤本渚さんと中村柊さん、

国分寺市社会福祉協議会・熊谷淳会長と小川恵一郎事務局長

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 東京経済大学ニュ―ス Vol.34