「工芸×空間×テクノロジー」により次代の空間体験価値を創出

2021年9月8日
株式会社丹青社

 商業施設・⽂化施設などの空間づくりをおこなう株式会社丹⻘社(本社:東京都港区/代表取締役社⻑:⾼橋貴志/以下、丹⻘社)は、⽵⼯芸家・四代⽥辺⽵雲斎⽒のエージェントである有限会社夢⼯房(本社:京都府京都市/代表取締役社⻑:⽊⼭賢⼀)と、業務提携契約を締結いたしました。

 丹⻘社は、2019 年5 ⽉より⽇本のアート・⼯芸作品のプラットフォーム「B-OWND(ビーオウンド)」を運営し、⽇本の「⽂化の担い⼿」であるアーティスト・⼯芸家の活動の幅を広げ、⽇本の⽂化芸術の振興への貢献を⽬指しています。

 四代⽥辺⽵雲斎⽒は、テクノロジーと伝統⼯芸の技法を融合した作品や巨⼤なインスタレーションの制作など、⾰新的な活動で知られています。四代⽥辺⽵雲斎⽒は「B-OWND」のサービス開始当初より参画し、丹⻘社本社内でのインスタレーションの展⽰や、丹⻘社で空間演出を専⾨に⼿がけるCMI(クロスメディアイノベーション)センターとともに展⽰を活かしたデジタルコンテンツの制作などを進めてまいりました。

 丹⻘社は四代⽥辺⽵雲斎⽒との連携を深め、これからの⼯芸と空間づくりによる新たな取り組みの推進を⾒据え、この度の業務提携に⾄りました。今後、丹⻘社は四代⽥辺⽵雲斎⽒とともに新たな空間体験を具現化するための実証実験・開発を進め、「⼯芸」と「空間」の創造⼒・技術⼒とテクノロジーを融合した空間の新たな体験価値を⽣み出し、デジタル活⽤による次代の⼯芸の可能性を提⽰する共創プロジェクトを推進してまいります。

 
これまでの取り組み

【丹⻘社本社内でのインスタレーション実施】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108259156-O3-V9t2GkB5
インスタレーション作品 制作中の様⼦

 2019 年9 ⽉に丹⻘社の本社クリエイティブミーツにてイベント「四代⽥辺⽵雲斎×B-OWND『⽵によるインスタレーション−Gather−』」を開催しました。レセプションエリアの特性を活かした作品の展⽰により、オフィス空間における新たなアートの可能性を提⽰しました。

 
【インスタレーション作品のMR コンテンツ化】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108259156-O6-ll1983k9

 2020 年7 ⽉には丹⻘社のCMI センターが中⼼となり、NTT ドコモとともに2019 年のインスタレーションの撮影データを⽤いて三次元デジタルアーカイブ化し、展⽰空間を鑑賞できるMR(複合現実*)を制作しました。空間全体を作品とするインスタレーションは、映像や写真の記録だけは追体験が困難ですが、テクノロジーと組み合わせることで、⾼精度に展⽰を再現し、臨場感ある新たな⽂化体験モデルを提案しました。
※MR(Mixed Reality:複合現実):現実世界の形状などをデバイスが把握し、それらにデジタル映像を重ね合わせることができる技術。

 
四代⽥辺⽵雲斎⽒ コメント

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108259156-O2-v03ui3aS

 この度、丹⻘社と業務提携させていただくこととなりました。テクノロジー化が進み、新たな時代を迎えている現在、アートや⼯芸が⼤きく変化しています。この業務提携により、⽇本のアイデンティティーを持つ⼯芸が進化し、創造性と技術、そしてテクノロジーが融合する新たなプロジェクトを創り出します。
<プロフィール>
1973 年 ⼤阪府堺市に三代⽥辺⽵雲斎の次男として⽣まれる。東京藝術⼤学 美術学部彫刻科 卒業後、⽗三代⽵雲斎に師事。代々の伝統技術を受け継ぎながら、⽵の⼤型インスタレーションを海外の美術館などで展開する。

 
有限会社夢⼯房 代表取締役社⻑ ⽊⼭賢⼀⽒ コメント

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108259156-O5-9V8Ow72D
有限会社夢⼯房 代表取締役社⻑
⽊⼭賢⼀⽒

 弊社契約アーティストである四代⽥辺⽵雲斎の標語する「伝統と⾰新」をより⾼い次元で実現させるべく、この度業務提携させていただくこととなりました。丹⻘社のデジタルコンテンツや空間プロデュースなどの膨⼤な経験とリソースの活⽤により新たな価値創造につなげ、⽵雲斎の夢の実現のためにともに邁進していけることを⼤変喜ばしく思います。

 
株式会社丹⻘社 コメント

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108259156-O1-6Tl0Gjjx
吉⽥清⼀郎

 四代⽥辺⽵雲斎様にはB-OWND ⽴ち上げ時よりご参加いただき、その伝統を受け継ぎ⾰新を続ける作品づくり、サステナブルな価値観に共鳴し、共創プロジェクトを始動させていただくことになりました。⽥辺様、夢⼯房様とともに⼯芸と空間、そしてテクノロジーが接続する新たな価値を世界へ発信してまいります。本共創にどうぞご期待ください。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108259156-O4-2ByQ29fJ
澤畠寿成

 デジタルアーカイブとして鑑賞体験の価値を向上する MR にいち早く着⽬し、「四代⽥辺⽵雲斎×B-OWND『⽵によるインスタレーション−Gather−』」をデジタルコンテンツとして開発したのが、四代⽥辺⽵雲斎様との出会いでした。空間とテクノロジーを融合させ、⼯芸の新たな価値創造を共創プロジェクトとして実践してまいります。

 
丹⻘社について
 「こころを動かす空間創造のプロフェッショナル」として、店舗などの商業空間、博物館などの⽂化空間、展⽰会などのイベント空間等、⼈が⾏き交うさまざまな社会交流空間づくりの課題解決をおこなっています。調査・企画から、デザイン・設計、制作・施⼯、デジタル技術を活かした空間演出や運営まで、空間づくりのプロセスを⼀貫してサポートしています。

  社名 : 株式会社丹⻘社
  所在地: 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス19F 〒108-8220(本社)
  設⽴ : 1949 年10 ⽉14 ⽇
  資本⾦: 40 億2,675 万657 円(2021 年1 ⽉31 ⽇現在)
  上場 : 東京証券取引所市場第⼀部 (証券コード:9743/業種名:サービス業)
  URL : https://www.tanseisha.co.jp

※ニュースリリースに掲載された内容は発表⽇現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 丹青社が竹工芸家・四代田辺竹雲斎とともに新たな工芸体験空間を具現化する共創プロジェクトを始動