2017年より総務省主導で日本でのテレワーク普及促進に向けた取り組みが進み、修学面においても、文部科学省の「GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想」により、生徒一人に1台のIT端末普及、小・中・高校・特別支援学校等での高速大容量の通信ネットワーク整備が進められています。2020年に入り新型コロナウィルス感染症の感染が拡大し、勤務形態や学習環境における急激な変化を余儀なくされ、テレワークやオンライン授業の実施や学習への切り替えが急務となりました。日本においては外出自粛期間の後、徐々に通勤や通学の形態に戻りつつありますが、この状況を受け、在宅勤務やオンライン学習、外出自粛の環境下での課題や利点、世代間での考え方の違いについて、IT利用やセキュリティ面も含めた動向を把握すべく、今回の調査(2020年9月実施)を行いました。