2019年9月18日



金沢工業大学



「コード化点字ブロックを活用したAI音声誘導」の社会実装に向け研究を本格化

扇が丘キャンパス南校地に常設の点字ブロック実験フィールドを敷設

学生の発想によるさまざまなサービス創出を目指す



 金沢工業大学では今年9月、扇が丘キャンパス南校地内に常設の「コード化点字ブロック」実験フィールドを設置しました。



 敷設されたのは扇が丘キャンパス南校地通用門と11号館、アントレプレナーズラボおよび体育館の玄関など8箇所で、学生や社会人が多く出入りし、野々市市の拠点避難所にも指定されています。

 工学部情報工学科の松井くにお教授(専門:人工知能)の研究室と誘導用点字シートを手掛ける大崎工業株式会社(大阪府堺市)では、「コード化点字ブロックを活用したAI音声誘導」に関する共同研究に取り組んでいます。キャンパス内に常設の研究フィールドを開設することで、社会実装に向けた研究開発を加速させます。

 また金沢工業大学では、学生自らが社会的価値を持つ研究テーマを発見し解決策を提案する社会実装型のプロジェクトデザイン教育をカリキュラムの柱に据えています。授業におけるプロジェクト活動のテーマとして学生に活用してもらうことで、視覚障がい者はもちろん、高齢者や外国人なども日常的に活用できるさまざまな情報提供サービスの創出を目指します。



扇が丘キャンパス南校地通用門に敷設されたコード化点字ブロック

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201909180948-O1-Q5oB38oC



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 「コード化点字ブロックを活用したAI音声誘導」の社会実装に向け研究を本格化