株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)と株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、社長:釜井 節生)は、三菱地所株式会社と協業で運営している日本初のFinTech拠点「The FinTech Center of Tokyo, FINOLAB」(フィノラボ、以下「FINOLAB」)を大手町ビル(東京都千代田区大手町1-6-1)に拡張移転し、2017年2月1日にリニューアルオープンします。リニューアルに伴い、企業会員プログラムを刷新し、FinTechエコシステムのさらなる発展に向けてオープンイノベーションを加速してまいります。
新プログラムの第1弾として株式会社みずほフィナンシャルグループがFINOLAB内にラボ施設の設置を決定し、<みずほ>が今後提供する予定のOpen Bank API※開発環境をベースにFinTechスタートアップや参画企業と密に連携して新しい金融サービスの創出に取り組むことを本日付で発表しました。
みずほフィナンシャルグループがFINOLAB内にラボ施設を設置し、<みずほ>のOpen Bank APIの開発環境を提供する予定です。<みずほ>ではこのAPIを活用し、FINOLABに参画・入居するスタートアップや会員企業、国内外の業界団体などが新たな金融サービスの開発に取り組む環境を実現していく計画です。FINOLABはこれを振り出しに国内外有数のスタートアップと大手企業との協業プロジェクトを数多く生み出し、生活者の手に届く革新的なサービスの創出につなげてまいります。
当社グループはこれまでも生活者目線、需要者の立場による新たなビジネス領域の開拓を行ってきましたが、今回のFINOLABリニューアルオープンを契機に、FinTech領域における生活者目線のサービス設計、ユーザーインサイト/ユーザビリティー/カスタマーエクスペリエンスデザインに基づく付加価値提供を目指します。<みずほ>のOpen Bank APIを活用したサードパーティーによるサービス開発推進環境としてFINOLABを活用するなど、より生活者一人一人がFinTechイノベーションの価値を体感し、その恩恵を享受できる社会の到来をサポートしていきます。