還元率1.0%オートキャッシュバックの「FMVカード」はPC購入時にすすめられたら入会してOKです そして富士通利用者以外にも役立つ

「FMVカード」は、2024年2月にリニューアルされたクレジットカードです。

FMVパソコン購入時に入会をすすめられることが多いのではないでしょうか。

このたび1万円もらえる入会キャンペーンをきっかけに性能を調べてみたところ、意外なぐらい高い価値を見出し、驚きました。入会が正解です。

富士通のパソコンFMVシリーズユーザーのためのクレジットカードなのですが、どなたでも役立ちます

キャッシュレス生活の基幹カードになり得る1枚をご案内します。

FMVカードはメインカードにもなる高性能

FMVカード本来の、パソコンユーザー向け機能は後述することにします。

すべての人に役立つ機能から先に確認します。

高還元率1.0%がオートキャッシュバック

FMVカードは還元率1.0%です。

世間を代表する、楽天カードやPayPayカードと同等です。

ポイントプログラムはなく、利用金額の1.0%がキャッシュバックされます。

10万円カードを使えば、1,000円キャッシュバックされるわけです。キャッシュバック額が累計1,000円以上になると、引落口座に振り込まれます。

FMVカードはオリコが発行しています。

オリコのプロパークレジットカードのポイントプログラム、オリコポイントは共通ポイント等への交換率が低下してしまいました。その結果、見た目のポイント還元率が信用しづらくなっています。

しかしオリコのカードでもポイントプログラムのないFMVカードには、関係のない話です。


キャッシュバック例外が少ない

公式サイトには書かれていない以下の内容のほうが、筆者は重要だと考えています。

ポイントがたまるクレジットカードでも、ポイント付与の例外がよくあるものです。

FMVカードの場合、キャッシュバック非対象になる決済が非常に少なくなっています。次のとおりです。

・ 楽天Edyチャージ

・ nanacoチャージ

・ オリコプリペイドカードチャージ

楽天Edyやnanacoはもともとチャージしてポイントのたまるカードは極めて少ないので、まるで気になりません。

逆に、次のキャッシュレス界で重要な役割を果たすチャージが、キャッシュバック対象となっている事実が導けます。

・ モバイルSuica

・ au PAY(Mastercardのみ)

・ JAL Pay(手数料が発生しないのはMastercardのみ)

・ ANA Pay

・ Kyash

ANA Payについては、ANA Pay側の原則としてクレジットカードチャージはポイント非対象ということになっていますが、実際にはチャージする側の問題です。

FMVカードからのANA Payチャージ(VISA、Mastercard)はキャッシュバック対象になるはずです。

JAL Payなど、チャージした残高をここからさらにau PayやApple PayのWAONなどにチャージできるため、キャッシュレスの世界がどんどん拡大します。

Androidユーザーなら、「FMVカード → JAL Pay → au PAY → au PAYのSuica」チャージでSuicaが2.0%還元(うち0.5%はJALマイル)となります。こちらがSuica直接チャージより得になります

FMVカードは、キャッシュレス高還元生活の起点になるわけです。


FMVカードのスペック確認

FMVカードの、クレジットカードとしての機能特性を確認します。

カード現物を持ち歩かなくてもフル活用できます

≪画像元:FMVカード

FMVカードはVISAとMastercard

FMVカードの国際ブランドは2種類、VISAとMastercardです。

Mastercardは「FMVふくまろカード」という名称が付いており、FMVのキャラクター「ふくまろ」が描かれた黄色いカードです。

VISAカードは黒色です。

デザインについて好き嫌いはあるでしょうが、キャッシュレス生活の基幹にするために持つなら、au PAYにチャージできるMastercardがおすすめです。

カード現物を持ち歩かなくてもフル活用できます

なおVISA、Mastercard両方持つことも可能です(キャンペーンは1回だけ適用)。

年会費実質無料

FMVカードは年1回の利用で年会費無料です。

1年間利用がない場合の本来年会費は、1,375円です。

ナンバーレス

カード券面にはカード番号がありません。クレジットカードの主流になりつつあるナンバーレスです。

アプリでいつでも番号は確認できます

FMV関連

カード機能としては、本来こちらが注目されるところでしょう。

ただし、カード会員の独占的サービスはありません。カードがあると割引や還元が受けられます。

・ WEB MARTでFMV製品特別価格

・ FMVプレミアムサービス月額料金3%還元

・ FMVサポート割引

サブスクのFMVプレミアムサービス「あんしんスタンダードコース」には、次の機能があります。

・ FMVのサポート・修理特典

・ パソコンソフトを無料で使い放題

・ 電話サポート優先対応

月間1,016円のこのサービスに申し込むと、FMVカードホルダーは3%還元が受けられます

パソコン購入者でサポートがないと心配な人は、FMVカードと、併せてFMVプレミアムサービスに申し込めばいいでしょう。

海外旅行傷害保険

FMVカードには海外旅行傷害保険(利用付帯…旅行代金のカード決済が必要)も付いています。

海外治療費200万円、賠償責任2,000万円という、年会費実質無料カードにしては悪くない補償内容です。

これ1枚で海外に行って安心とまではいえませんが、他の保険と組み合わせれば役立つでしょう。

国内旅行傷害保険も付帯しています(利用付帯)が、死亡・後遺障害時1,000万円というだけで、入院通院補償はありません。

総括

結論として、FMVカードは非常にコスパのいいカードです。

オリコのプロパーカードではOrico Card THE POINTとほぼ同格で、さらに海外旅行傷害保険がついて、そしてOrico Card THE POINTの優秀さを損なうポイント交換率低下の問題がありません。

さらに入会キャンペーンが現在1万円相当なので、キャッシュバックよりポイントの好きなポイ活派にも喜ばれます。キャンペーンは次に見てみます。

最大1万円相当の入会キャンペーン実施中

2024年12月31日まで入会キャンペーン実施中です。

1万円相当と比較的高額なので、ポイ活派もぜひ。

入会キャンペーンは、FMVカード独自のものと、オリコ共通のキャンペーンで成り立っています。

2,000円キャッシュバック

2,000円キャッシュバック

≪画像元:FMVマイページ

次の要件を満たすと2,000円のキャッシュバック(2025年3月上旬付与)があります。

・ 初めてのFMVカード申込み

・ 公式サイトよりエントリー

・ キャンペーン期間中に3万円使う

利用について制限はないので、JAL Payやau PAYに3万円チャージしてしまえば達成です。

オリコ共通キャンペーンで7,500円相当

≪画像元:オリコ

入会で次の特典があります。オリコ共通のキャンペーンなので、一部はオリコポイントでの付与となります。

こちらも要エントリーですが、先の2,000円キャッシュバックとエントリー場所が異なり、eオリコアプリとなるのでご注意を。

・ 500円キャッシュバック

・ 最大7,000ポイント付与(オリコポイント)

最大7,000ポイント付与は、12月31日までという区切りではありません。

12月入会なら、2月末までの利用でOKです。ポイント付与は2025年4月中旬です。

7,000ポイントの内訳です。

・ 5万円以上かつ5回以上のカード利用で5,000ポイント

・ リボ払い1回利用で2,000ポイント

5万円は、先の2,000円キャッシュバックに追加で2万円チャージすればもう達成です。

リボ払いについては金額が定められていないので、ごく少額を1回使えば達成です。

手数料を最小限に抑えられ、リボ払い登録も不要なので、世界一容易に達成できるリボキャンペーンです。

オリコポイントは先に述べましたとおり、交換率がのきなみ悪化しています。

それでも「電子マネーWAONポイント」「J-Coinボーナス」等は等価です。

それからANAマイルへの交換率0.6と、標準より優れている数字は維持されています。

My Cloudアカウント登録で500円キャッシュバック

My Coludアカウントに登録すると完了メールが届くので、「特典バナー」をクリックするとエントリーできます。

いかにも失念しそうな特典なのでご注意を。

FMVカードはただの提携カードではなかった

改めて調べてみると、FMVカードは非常に高性能です。

公式サイトには書かれていない、「JAL Pay」「au Pay」の活用が目玉になると思われます。

入会キャンペーンも高額なので、FMVユーザーでない筆者も12月までにぜひ入会したいと考えています。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 還元率1.0%オートキャッシュバックの「FMVカード」はPC購入時にすすめられたら入会してOKです そして富士通利用者以外にも役立つ