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コンビニで強いのが、三井住友カードです。
特に次の4券種は、タッチ決済を用いれば常時3大コンビニで5.0%還元です。
・ 三井住友カード(NL)
・ 三井住友カードゴールド(NL)
・ 三井住友カード(CL)
・ プラチナリファード
セブン-イレブンでも通常時5.0%、家族ポイントも活用すると最大10.0%の還元があります。
ただキャンペーン期間の12月15日までは、セブン-イレブンではいったんカード決済をやめ、以下の方法(Vポイントでの決済)で20%還元を受けましょう。
支払方法を詳しく見てみます。
Vポイントは、三井住友カードのポイントプログラムです。
以前は「ワールドプレゼント」という名称でした。
リニューアルされてから、1ポイント=1円となり、わかりやすくなっています。
たまったVポイントの代表的な使い道です。
・ 共通ポイントやマイル等へ交換
・ キャッシュバック
・ カード代金充当
・ Apple PayまたはGoogle Payを使って直接支払
共通ポイントやマイル交換については、「等価交換」がほぼ消滅し、大部分2割減の交換レートになりました。
もはやおすすめしません。
等価(1ポイント=1円)で使える、他の3種の方法をおすすめします。
特にキャッシュバックが等価なのは貴重です。
今回セブン-イレブンで20%還元となるのは、最後の使い方です。
Vポイントには、直接支払に使うしかない性質のものもあります。
三井住友カードのキャンペーンでもらえるポイントのうち一部は、これに変わっています。
このポイントのことを識別のため、現在「プリペイドバリュー」と呼んでいるようです。
今回のセブン-イレブン利用でもらえる20%のVポイント還元も、このプリペイドバリューで行われます。
事前の手続きは不要で、還元ポイントは自動で12月末までにVポイント残高に加算されます。
もらったポイント(プリペイドバリュー)は、また決済のみに使うことになります。
三井住友カードは、Vポイントの直接利用を強化しています。
今後、Tポイントとの統合も見据え、ますます強化されていくでしょう。
まだ決済に使ったことのない人も、今から慣れておきたいものです。
さて、Vポイントを決済に使うには、次のアイテムが必要です。
・ Vポイントアプリ
・ Apple PayまたはGoogle Pay
Vポイントアプリをスマートフォンにインストールすると、ポイント利用専用のバーチャルカードが発行されます。
次にApple PayまたはGoogle Payで、新規発行されたバーチャルカードを設定します。
このバーチャルカードは三井住友カードと別物なので、間違えないようにしましょう。
Apple PayとGoogle Payとで、実際の支払方法が若干異なります。
・ Apple Pay → iD
・ Google Pay → VISAのタッチ決済またはiD
日頃三井住友カードのタッチ決済で5.0%還元を受けている人は、三井住友カードとVポイントのバーチャルカードの使い分けの際、やや混乱するかもしれません。
Google Payで三井住友カードをタッチ決済のメインカードにしている人は、VポイントのバーチャルカードをiDに設定すれば使い分けしやすいでしょう。
すでにVポイントのバーチャルカードを「タッチ決済」に設定している場合、次のどちらかを選びましょう。
・ 決済のたび、Google Payで「タッチ決済」のメインカードを選択する
(手順:Google Payアプリを開き、「支払い」からカードを選択し、「非接触決済のデフォルトに設定」する)
・ 新たにiD用にバーチャルカードを発行し、設定する
(手順:Vポイントアプリの「メニュー」 → 「カード情報」でカード番号その他の情報を確認し、Google PayでiD用カードに設定する)
セブン-イレブンでVポイントを利用する前に、Vポイントアプリでチャージが必要です。
ためたVポイントのある人も、決済に利用するためにはチャージしなければなりません。
チャージ元は次の通りです。
・ カード利用でためたVポイント
・ Vポイントギフトコード
・ 三井住友カード(またはセディナ等グループ会社のカード)
・ 三井住友銀行
チャージして使えるポイントのため、電子マネーの性質を持っています。
三井住友カードからのチャージ時に、0.25%のポイントがたまりますが、通常の半分の還元率のため、こればかり使っていると損してしまいます。
三井住友カード(グループ発行のカードを含む)の場合、オートチャージが可能なものの、やはり損です。
もっとも今回は20%還元のキャンペーンなので、チャージ時のわずかな損は気にしなくていいでしょう。
Vポイントも、ためたポイントがそのまま使えるわけではなく、Vポイントアプリでチャージしてから使います。
三井住友カード(またはグループ会社発行)以外のクレジットカード(VISAまたはMastercardブランド)もチャージに使えるのですが、手数料が204円かかるのでおすすめしません。
三井住友カード等を1枚も持っていない人もVポイントアプリは使えますが、常識的に三井住友カードの取得からおすすめします。
ただし、今後このタイプのキャンペーンは繰り返されると考えられます。
三井住友カード以外を用いた裏チャージルートも検証しておきましょう。
チャージ時にポイントがたまるカードで、三井住友カードと比較をしてみます。
Vポイントのチャージ上限は1回3万円で、他社カードの場合その都度手数料が取られます。
3万円チャージの場合の比較です。
・ 還元率1.5% → (還元)450円―(手数料)204円=(差し引き)248円
・ 還元率1.0% → (還元)300円―(手数料)204円=(差し引き)96円
・三井住友カード(0.25%) → (還元)75円
還元率の高いカードなら、三井住友カードより現状いい結果が出ることになります。
今現在、Vポイントチャージを明確にポイント対象外としているクレジットカードはないと思われます。
ただし、チャージ時のポイント還元はどんどん縮小される傾向にあるので、急速にふさがれていくと思われます。
Vポイント利用によるセブン-イレブンでの20%還元の概要を見てきました。
今後同様のキャンペーンがある際にも応用が利きますので、ぜひチャレンジしてみてください。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)
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