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23日のブラジル株式市場は5日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.55%(718.26ポイント)安の129233.11で引けた。日中の取引レンジは128,589.13-129,949.20となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米長期金利の上昇が警戒され、外資の流出懸念が高まった。また、原油価格の下落も資源銘柄の売り手掛かり。一方、インフレ率の鈍化が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2734.93 -0.74%
23日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.74%(20.26ポイント)安の2734.93ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,730.49-2,755.22となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が支援材料となった。9月の鉱工業生産の増加率は3.2%となり、前月の2.7%を上回った。
【インド】SENSEX指数 80081.98 -0.17%
23日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比138.74ポイント安(-0.17%)の80081.98、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.60ポイント安(-0.15%)の24435.50で取引を終えた。
プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで18日連続の売り越しとなった。また、10月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)などが翌24日に発表される予定となり、積極的な買いは手控えられた。
【中国本土】上海総合指数 3302.80 +0.52%
23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.94ポイント高(+0.52%)の3302.80ポイントと4日続伸した。
株式市場の支援策が引き続き材料視される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は先ごろ、上場企業の自社株買い、大株主による上場企業株の買い増しを支援する再融資制度を創設した。ほか、証券会社、ファンド、保険会社が株式を購入するため、人民銀から流動性を引き出せるようにするスワップ制度「SFISF」を正式始動している。また、政府系シンクタンク、中国社会科学院の金融研究所が22日、総額2兆人民元(約42兆6000億円)規模の「株価安定化基金」設立を提言したことも材料視された。
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