- 週間ランキング
30日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比868.51ポイント安(-0.73%)の117535.10で引けた。
ボべスパ指数の86の構成銘柄では22が上昇、62が下落、変わらずは1。米追加利上げ観測は後退したが、世界経済の減速懸念は消えていないため、過半数の銘柄が下落。ビア(VIIA3)、ブラジル再保険会社(IBBR3)などの下げが目立った。
【ロシア】MOEX指数 3212.68 +0.04%
30日のロシア株式市場はもみ合い。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比1.32ポイント高(+0.04%)の3212.68で引けた。日中の取引レンジは、3193.18-3220.85。原油先物の値上りを意識して下げ渋ったようだ。
【インド】SENSEX指数 65087.25 +0.02%
30日のインドSENSEX指数は強含み。前日比11.43ポイント高(+0.02%)の65087.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同4.80ポイント高(+0.03%)の19347.45で取引を終えた。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に下げ幅を急速に拡大させた。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、年内の米追加利上げ観測の後退も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、中国当局が住宅ローン金利を引き下げていることなどがサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3137.14 +0.04%
30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.25ポイント高(+0.04%)の3137.14ポイントと小幅ながら3日続伸した。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。米中関係悪化の懸念後退や、当局の株式市場活性化策が引き続き材料視されている。また、昨夜の米債券市場で米10年債利回りが大幅低下したことも好材料だ。ただ、上値は重い。このところの上昇ピッチが速かっただけに、戻り待ちの売り圧力が意識された。中国経済の先行き不安も依然としてくすぶっている。また、あす31日に公表される8月の製造業購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)も気がかり材料だ。結果を見極めたいとするスタンスも漂っている。指数は一時、マイナス圏で推移した。
<CS>