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6日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比358.8ポイント安(-0.33%)の108360.2で取引を終えた。109633.1から107445.5まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジで推移した。ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが継続。また、内需関連株の下落も足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米中通商摩擦への懸念の後退などが引き続き指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 2980.84 +1.06%
6日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比31.29ポイント高(+1.06%)の2980.84で取引を終了した。2935.15から2980.84まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。取引時間内での原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、堅調な経済指標も好感された。10月のマークイット・サービス業購買担当者景気指数(PMI)は55.8となり、前月の53.6を上回った。このほか、米中通商摩擦への懸念の後退などが引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 40248.23 +0.55%
6日のインドSENSEX指数は小反発。前日比221.55ポイント高(+0.55%)の40469.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同48.85ポイント高(+0.41%)の11966.05で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏で推移した。米中通商協議の前進報告や前日の米株市場の上昇などが指数をサポート。また、政府が住宅ローン金利の軽減などを検討しているとの報道も不動産セクターの物色手掛かり。ほかに、外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポートした。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2978.60 -0.43%
6日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比12.97ポイント安(-0.43%)の2978.60ポイントと4日ぶりに反落した。
前日までの3日続伸を受け、反動売りにおされる流れ。足もとで上げの目立っていた銘柄群が安く推移し、全体相場の重しとなった。米中貿易摩擦の緩和や中国の政策に対する期待感などで指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、終盤に入り売りの勢いが増している。通商交渉を巡る新規ニュースに乏しいなか、続報待ちのスタンスが買いを手控えさせた。
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