*14:42JST GMOメディア Research Memo(12):配当性向を50%以上から65%以上に引き上げ、株主優待制度を導入 ■株主還元策

GMOメディア<6180>は、持続的な成長と安定した株主還元の両立を経営の重要課題と位置付け、従前は連結配当性向で50%以上を目安に配当を実施してきたが、収益基盤の強化が進み配当余力が増したことや、投資家層の拡大と企業価値のさらなる向上を目的に株主還元の拡充を決定した。具体的には、配当性向65%以上を基本とし、業績に応じた安定的かつ継続的な配当を実施する。また、株主優待制度についても新たに導入する。100株以上保有株主※に対して、GMOクリック証券を通じた同社株式の買付手数料のキャッシュバック(上限1万円)を行うというものである。

※ 2025年6月末の株主を対象に開始。次回以降は毎年12月末及び6月末の株主で半年以上継続保有した株主が対象となる(初回は継続保有の要件は適用除外)。対象取引は現物買付、信用新規買付、信用返済買付。

2024年12月期の1株当たり配当金は、記念配当33.0円(5ヶ年中期計画超過達成及び上場10周年記念)を含めて前期比91.0円の増配となる196.0円(配当性向60.0%)を実施する。2025年12月期は新たな配当方針に基づき同45.0円増配の241.0円(配当性向65.2%)と連続増配を予定している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 GMOメディア Research Memo(12):配当性向を50%以上から65%以上に引き上げ、株主優待制度を導入