*19:14JST Lib Work---2Q増収・営業利益増益、原価削減および建売事業の販売が堅調に推移し、粗利が拡大 Lib Work<1431>は12日、2025年6月期第2四半期(24年7月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.4%増の80.70億円、営業利益は同4.7%増の3.78億円、経常利益は同0.6%増の3.85億円、親会社株主に帰属する中間純利益は同8.2%減の2.24億円となった。

同社は新たにショッピングモールへのモデルハウス出店をおこなった。累計で4店舗目の出店となり、同社の強みであるデジタルマーケティング集客からの来場促進にも相性が良く、集客において高いシナジー効果を得ている。加えて、帝人<3401>と戦略的パートナーシップを締結し、「LIVELY VILLA Noki(ライブリーヴィラノキ)」を新商品開発した。帝人の高い技術力を活用し、木造住宅であってもRC造並みの豊かな大開口・大空間を実現できることから、国内の森林資源の活用促進に繋がるほか、サステナブルな住まいづくりを通じて地球環境に貢献するものとなっている。また3Dプリンターハウス事業では、全国で初となる土を主原料とした本格的なモデルハウス「Lib Earth House model B」の建設に着手した。さらにプラットフォーム事業である「マイホームロボ」と「IPライセンス」についても、ライセンス数及び加盟企業数も堅調に増加している。世界的なインフレにて原価上昇は継続しているものの、グループ会社全体での原価削減および建売事業での販売が堅調に進んだことから、粗利の拡大に繋がった。一方で先行投資として人件費と設備投資は続けており、販管費は膨らんでいる。

2025年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比16.6%増の180.00億円、営業利益が同61.4%増の8.00億円、経常利益が同35.4%増の8.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.5%増の4.40億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 Lib Work---2Q増収・営業利益増益、原価削減および建売事業の販売が堅調に推移し、粗利が拡大