電算システム<3630>は1日、同日開催の取締役会にて、単独株式移転により持株会社である電算システムホールディングスを設立、及び同社の完全子会社であるシステムアイシーを吸収合併すると発表した。いずれも期日は2021年7月1日。持株会社の設立は、2021年3月25日開催予定の定時株主総会における承認決議などの所定の手続きを経たうえで行う。

持株会社体制へ移行することで、迅速かつ効率的なグループ運営を行うことが可能になり、同社グループの成長戦略の一つである M&A や業務提携等を今まで以上に積極的に推進できる体制が構築できると考えているという。
また、同社の連結子会社であり、データ入力代行事業等を営んでいるシステムアイシーを吸収合併することで、グループ全体としての業務の効率化を図るとしている。

なお、今回の株式移転に伴い、同社は持株会社の完全子会社となるため、同社株式は上場廃止になるが、対価として交付される持株会社の株式について、上場申請を行う予定。上場日は、持株会社の設立登記日である 2021 年7月1日を予定している。
同社株式上場廃止日は2021年6月29日を予定。株主が保有する同社の普通株式 1 株に対して持株会社の普通株式1 株が割当交付される。株式移転により、普通株式10,784,977株の新株式の交付を予定。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 電算システム---単独株式移転による持株会社の設立、及び連結子会社の吸収合併を発表