TOKAIホールディングス<3167>は3日、同社100%子会社であるTOKAIが、自然災害などによる停電時にLPガスで発電・給電を行う停電対策システム「ガスデンパワー」の販売を開始したと発表した。

同社では、2019年7月から静岡県内を中心に、水・電気の完全自給自足を実現し、災害等による停電・断水等の発生時にも平常と同じ生活が可能な近未来の住まい「OTSハウス」を販売している。「OTSハウス」に搭載している大容量蓄電池を活かし災害時の「電源確保」に役立つ給電システムの開発を進めてきた。
近年の大規模災害時の電気停止期間を調べると、最長で1週間と、停電期間は長期化している。こうした大規模災害における長期間の停電対策には、大容量の蓄電池とともに発電機が有効となる。
同社では、「ガスデンパワー」は低圧LPガス発電機とOTSオリジナル大容量蓄電池を組み合わせることで長期間の停電時対策として有効な電力確保のシステムであるとしている。





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情報提供元: FISCO
記事名:「 TOKAI ホールディングス---民間企業・公共施設向けにLPガスで備える停電対策 「ガスデンパワー」の販売を開始