メディシノバ<4875>は6日、同社が研究する新規化合物MN-001が肝臓疾患に及ぼす臨床効果について東京慈恵会医科大学と共同研究契約書を締結し、包括的な研究を開始することを発表した。

同社によると、MN-001は、複数のメカニズムを持つ経口投与の新規化合物。これまで行ってきた動物モデルを用いた研究により線維化抑制効果や炎症抑制効果が認められていた。さらに最近の臨床治験より、肝臓疾患患者において、血清中の中性脂肪値を低下させることが確認された。東京慈恵会医科大学 消化器・肝臓内科の研究グループと包括的な肝臓病の研究を開始することは、MN-001 の潜在的価値を大幅に高める可能性があるとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 メディシノバ---東京慈恵会医科大学との共同研究を開始