東京センチュリー<8439>は12日、2017年3月期(16年4月-17年3月)決算を発表。売上高は前期比3.8%増の9,761億円、営業利益は同9.2%増の720億円、経常利益は同8.1%増の735億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同9.0%増の437億円となった。

昨年度よりスタートした第三次中期経営計画において、資産効率を重視した「高収益ビジネスモデル」への変革を掲げており、同社は、航空機ビジネス・太陽光発電事業など、従来のリースの枠にとらわれない付加価値の高いビジネスを展開している。2017年3月期決算は、経常利益が8期連続、当期純利益は6期連続で過去最高益の更新となった。なお、資産効率を示すROA(営業資産経常利益率)は前期比0.1pt増の2.4%の水準になるなど、同社の収益性は着実に改善している状況である。

2018年3月期通期予想については、売上高9,800億円(前期比0.4%増)、営業利益740億円(同2.8%増)、経常利益760億円(同3.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益450億円(同3.1%増)としている。経常利益は9期連続、当期純利益は7期連続で最高益を更新する見込であり、年間配当額も前期比5円増配の105円としている。




<TN>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京センチュリー---経常利益は8期連続、当期純利益は6期連続で過去最高益を更新