*04:13JST 6月25日のNY為替概況 25日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円95銭まで上昇後、145円17銭まで下落し、引けた。

2日目の議会証言を控えてパウエルFRB議長の利下げを急がない姿勢を受け、早期利下げ観測後退で金利上昇に伴うドル買いが強まった。その後、・5月新築住宅販売件数が予想を下回ったほか、北大西洋条約機構(NATO)サミットに出席したトランプ米大統領がイスラエル、イラン戦争は終了したと考えていると発言すると原油先安観などに金利が低下に転じドル売り圧力が強まった。

ユーロ・ドルは1.1590ドルまで下落後、1.1660ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は168円95銭から169円37銭まで上昇。中東地政学的リスクに伴うリスク回避の円買いが後退した。

ポンド・ドルは1.3591ドルへ下落後、1.3660ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.8075フランから0.8041フランまで下落した。

[経済指標]
・米・5月新築住宅販売件数:62.3万戸(予想:69.4万戸、4月:72.2万戸←74.3万戸)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 6月25日のNY為替概況