*08:18JST 今日の為替市場ポイント:米国株高を受けてドルは下げ渋る可能性 19日のドル・円は、東京市場では145円47銭から144円67銭まで下落。欧米市場では144円71銭から145円22銭まで反発し、144円86銭で取引終了。本日20日のドル・円は主に145円を挟んだ水準で推移か。米国株高を受けてドルは下げ渋る可能性がある。

報道によると、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は、「米国から大規模な資金流出は見られない」、「米連邦準備制度理事会(FRB)は次回の金利決定まで時間をかけられる」との考えを示した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は、「格付け会社ムーディーズによる米国債の格付け引き下げについて、金融政策を決定する際の他のデータと同様に扱う」との見方を示した。現時点で利下げ再開は9月以降となる可能性が高いとみられている。格下げによる長期金利の上昇はドル高につながるとの見方もあるが、一部の市場参加者は「米国からの資金流出につながる可能性は消えていない」と指摘している。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:米国株高を受けてドルは下げ渋る可能性