*05:04JST 12月10日のNY為替概況 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円52銭から152円18銭まで上昇し、引けた。

米7-9月期非農業部門労働生産性改定値が昨年10-12月期以来で最大の伸びに拡大したほか、米11月全米独立企業連盟(NFIB)中小企業楽観指数が21年6月来で最高となったため米国経済に楽観的な見方が広がり、長期金利の上昇に伴うドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.0532ドルから1.0499ドルまで下落し、引けた。ドイツの消費者物価指数(CPI)の伸びが7月来で最大となり、ユーロ売りが一段落した。

ユーロ・円は159円46銭へ下落後、159円95銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2724ドルまで下落後、1.2778ドルへ上昇した。

ドル・スイスは0.8795フランから0.8832フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・7-9月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率+2.2%(予想:+2.2%、速報値:+2.2%)
・米・7-9月期単位労働コスト改定値:前期比年率+0.8%(予想:+1.5%、速報値:+1.9%)
・米・11月全米独立企業連盟(NFIB)中小企業楽観指数:101.7(予想95.3、10月93.7)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月10日のNY為替概況