*07:45JST 東証グロース市場250指数先物見通し:もみ合い上放れを意識か 本日の東証グロース市場250指数先物は、もみ合い上放れを意識した展開となりそうだ。前日17日の米国市場のダウ平均は15.90ドル安の41,606.18ドル、ナスダックは35.93pt高の17,628.06ptで取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)開催で利下げ期待に寄り付き後、上昇。その後、FOMCを控えた警戒感や調整で相場は伸び悩んだ。ダウは過去最高値付近からの利益確定売りも見られ、下落に転じた。ナスダックは金利先安観に支えられ底堅く推移し、まちまちで終了した。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、もみ合い上放れを意識した買いが期待できそうだ。昨日、底堅さを確認したことに加え、日足のパラボリックが陽転するSAR-H(644.49pt)を射程圏に捉えたことで、トレンドの買い転換がイメージされる。一方で、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を控えているため、上伸する場面やもたつく局面では、利益確定やポジション調整の売りが入ることも予想され、留意が必要となりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比10pt高の641ptで終えている。上値のメドは660pt、下値のメドは630ptとする。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:もみ合い上放れを意識か