*17:10JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本株の反落で 8日の東京市場でドル・円は伸び悩み。日銀金融政策決定会合の議事要旨で利上げの背景が示され、円買い先行で145円44銭まで下落。その後は米10年債利回りの上昇でドル買いに振れ、146円87銭まで上昇。ただ、日本株の反落で円買いがドルを下押しした。
・ユーロ・円は158円96銭から160円51銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0921ドルから1.0945ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値34,645.79円、高値35,379.65円、安値34,207.16円、終値34,831.15円(前日比258.47円安)
・17時時点:ドル円145円80-90銭、ユーロ・円159円50-60銭
【要人発言】
・ブロック豪準備銀行総裁
「インフレ抑制のために、必要なら利上げに躊躇しない」
・鈴木財務相
「金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられるべき」
「春闘の力強い結果が徐々に賃金へ反映されつつある」
「内田日銀副総裁へのコメントは控える」
・日銀金融政策決定会合における主な意見(7月30・31日分)
「物価安定目標実現の観点から、政策金利引き上げ、緩和度合いの調整が適切」
「足元の日本経済、極めて低い政策金利を幾分引き上げられる程度には良い」
「利上げしても0.25%という名目金利は引き続き極めて緩和的な水準」
「金融正常化が自己目的になってはならず、今後の政策運営を注意深く進める必要」
【経済指標】
・日・6月経常収支:+1兆5335億円(予想、5月:+2兆8499億円)
・日・7月景気ウォッチャー調査・現状判断:47.5(予想:47.5、6月:47.0)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本株の反落で