*05:10JST 1月5日のNY為替概況 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円97銭へ上昇後、143円81銭まで下落し、引けた。

米12月雇用統計で失業率が予想に反し上昇せず、また、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想外に拡大し労働市場の強さが再確認されると、利下げ観測が後退し、長期金利上昇に伴うドル買いが加速。その後、12月ISM非製造業景況指数が予想以上に悪化したため利下げ観測が再燃しドル売りに転じる荒い展開となった。ただ、早急な利下げ観測は後退し、金利が再び上昇するとドル売りも後退した。

ユーロ・ドルは1.0877ドルまで下落後、1.0998ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は159円00銭まで上昇後、158円05銭まで反落した。

ポンド・ドルは1.2612ドルへ下落後、1.2771ドルへ上昇した。

ドル・スイスは0.8576フランへ上昇後、0.8456フランまで反落。

【経済指標】
・米・12月ISM非製造業景況指数:50.6(予想:52.5、11月:52.7)
・米・11月耐久財受注改定値:前月比+5.4%(予想:+5.4%、速報値:+5.4%)
・米・11月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.4%(予想:+0.5%、速報値:+0.5%)
・米・11月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比-0.2%(速報値:-0.1%)
・米・11月製造業受注:前月比+2.6%(予想:+2.3%、10月:-3.4%←-3.6%)
・米・12月失業率:3.7%(予想:3.8%、11月:3.7%)
・米・12月非農業部門雇用者数:+21.6万人(予想:+17.1万人、11月:+17.3万人←+19.9万人)
・米・12月平均時給:前年比+4.1%(予想:+3.9%、11月:+4.0%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 1月5日のNY為替概況