*07:18JST NY為替:米FOMCを控えてドル上げ渋り 25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、141円60銭まで上昇後、140円86銭まで反落し、140円96銭で引けた。米5月の住宅価格指数や米7月消費者信頼感指数が予想を上回りドル買いが優勢となった。その後、欧州引けにかけた調整で一時ドル買いが弱まったものの米5年債入札の低調な結果を受けて長期金利が再び上昇するとドル買いも再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1021 ドルまで下落後、1.1056ドルまで上昇し、1.1056ドルで引けた。ドイツのIFO企業景況感指数が予想以上に悪化、欧州中央銀行(ECB)が今週の理事会での利上げ後、利上げを打ち止めるとの見方が強まりユーロ売りが加速。ユーロ・円は156円24銭から155円62銭まで下落した。日欧金利差拡大観測が後退した。ポンド・ドルは、1.2812ドルへ弱含んだのち1.2889ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8693フランから0.8637フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米FOMCを控えてドル上げ渋り