*09:11JST 日経平均は1円高、寄り後は前日終値近辺で推移 日経平均は1円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は、寄付き段階では売り買いが交錯した。日経平均は昨日までの4日続伸で1800円を超す上げとなっており、高値警戒感が強く、利益確定売りが出やすかった。また、昨日のFOMCの結果発表に続き、今晩は欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数やS&P500、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)など、他の主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、ダウ平均は一時、400ドルを超す下げとなったが、その後、下げ渋る動きとなったことも東京市場で一定の安心感となり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅安で始まった。寄り後、日経平均は前日終値近辺で推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は1円高、寄り後は前日終値近辺で推移