*02:15JST NY外為:ドル高値探る、ウォラーFRB理事が追加引き締め必要と主張  NY外為市場でドルは高値を探る展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げを織り込むドル買いが継続。ドル指数は100.78まで下落し、ほぼ1年ぶり安値を更新後、101.73まで上昇した。

ウォラーFRB理事は信用ひっぱくがFRBの引き締めの必要性を削減する可能性を指摘しながらも、インフレが依然高過ぎでまだやるべきことがあり、追加引き締めが必要と主張。5月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測が強まり、長期金利の上昇に伴いドル買いが強まった。10年債利回りは3.53%まで上昇。

ドル・円は132円20銭から133円84銭まで上昇し12日来の高値を更新。ユーロ・ドルは朝方の高値1.1072ドルから1.0972ドルまで下落しやはり12日来の安値を更新した。ポンド・ドルは1.2399ドルまで下落し、12日来の安値を更新。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル高値探る、ウォラーFRB理事が追加引き締め必要と主張