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10日午前の東京市場でドル・円は乱高下し、135円79銭から136円97銭のレンジでもみ合った。日銀は9-10日の金融政策決定会合での討議を踏まえ、現行の緩和的な金融政策の維持を決定。それを受けた円売りで、ドルは正午にかけて一時137円に接近した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は135円79銭から136円97銭、ユーロ・円は143円86銭から144円99銭、ユーロ・ドルは1.0579ドルから1.0599ドル。
【金融政策】
・日銀:金融政策の現状維持を決定
【経済指標】
・日・1月家計支出:前年比-0.3%(予想:-0.1%、12月:-1.3%)
・日・2月国内企業物価指数:前年比+8.2%(予想:+8.4%、1月:+9.5%)
【要人発言】
・日銀(声明)
「金融・為替市場の動向や物価への影響を十分に注視」
「コアCPI、価格転嫁の影響減衰などで来年度半ばにかけてプラス幅縮小へ」
「需給ギャップ改善や中長期的な予想物価上昇率・賃金上昇率の高まりでプラス幅は再び緩やかに拡大も」
「予想物価上昇率、上昇している」
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