6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円03銭から137円06銭まで上昇し引けた。米10月貿易赤字は前月から拡大も幅は予想程拡大しなかったほか、押し目からは株安に連れ質への逃避のドル買い、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化やピーク金利予想の上昇でドル買い意欲も根強く、ドルの買戻しが優勢となった。



ユーロ・ドルは、1.0530ドルまで上昇後、1.0459ドルまで下落し引けた。欧州中央銀行(ECB)の追加利上げ観測を受けたユーロ買いが強まったのち、高値からは根強い欧米金利差拡大観測を受けたユーロ売りが再開。

ユーロ・円は143円16銭から143円62銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.2269ドルへ上昇後、1.2138ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9381フランへ下落後、0.9428フランまで上昇した。

   [経済指標]・米・10月貿易収支:-782億ドル(予想:-800億ドル、9月:−741億ドル←-733億ドル)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月6日のNY為替概況