25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円63銭から122円24銭まで上昇し、122円13銭で引けた。米2月中古住宅販売成約指数の伸びが予想外にマイナスになったほか、3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に下方修正されたためドル買いが後退。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めペース加速を織り込み、10年債利回りは2019年5月以来の高水準となると、ドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは1.1025ドルまで上昇後、1.0981ドルまで反落し、1.0985ドルで引けた。独3月IFO企業景況感指数の大幅低下に伴うユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は133円91銭から134円62銭のレンジ内で上下に振れた。ポンド・ドルは1.3180ドルから1.3223ドルのレンジで上下に振れた。ドル・スイスは0.9262フランから0.9314フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:FRBによる利上げ加速の思惑でドル買い強まる