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大幅続落。前日に21年12月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来の1020億円から800億円、前期比7.9%減と、一転減益見通しとしている。自動車生産台数が各地域で想定を下回って自動車用塗料事業の売上が伸び悩んだほか、原材料価格の高騰が響く形になっているようだ。8月10日に上方修正する前の水準870億円を下回るまでの下方修正がネガティブなインパクトに。
OKK<6205>:337円(+30円)
大幅続伸。前日に遅延していた第1四半期の決算、並びに、監理銘柄からの指定解除を発表している。同社は四半期報告書の提出遅延によって、9月22日付で監理銘柄に指定されていた。先行き不透明感の後退からリバウンドを目指す動きが優勢になっているようだ。なお、第1四半期営業損益は3.6億円の赤字で前年同期比3.3億円の損益改善、順調に赤字幅は縮小する状況となっている。
フィルカンパニー<3267>:3485円(+440円)
大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は8.1億円で前年同期比9.1億円の損益改善となっている。通期計画は9月16日に上方修正した6.8億円であるが、これを大きく上回る水準に。販売額が過去最高クラスの不動産売却が完了したことなども寄与した。ガレージ付賃貸住宅「プレミアムガレージハウス」の受注高は引き続き増加傾向にあるほか、開発販売スキームにおける土地仕入を1年4ヵ月ぶりに再開ともしている。
SHIFT<3697>:23690円(+1840円)
大幅反発。前日に21年8月期の決算を発表、営業利益は39.9億円で前年同期比69.8%増益、稼働率の回復などによって従来計画の34億円を上振れる着地になっている。また、22年8月期は57億円で同42.7%増益の見通し。単体売上、グループ会社売上ともに拡大を見込んでいる。高い利益成長力をあらためて評価する動きにつながり、押し目買いの動きが活発化する展開になっている。
Jフロント<3086>:1113円(+96円)
大幅反発。前日に上半期決算を発表、事業利益は37億円となっており、従来計画の35億円をやや上回った。6-8月期は24億円となっている。売上高は新型コロナ感染拡大の影響で下振れたものの、販管費の抑制でカバーする形に。通期計画の120億円は据え置いている。高いコストコントロール力を評価する流れの一方、今後の経済活動正常化による業績回復を先取りする動きも強まる方向に。
ヤプリ<4168>:4060円(+225円)
大幅に反発。新たに貸借銘柄に選定されたと発表している。実施は13日の売買分から。ヤプリ株は東証マザーズの制度信用銘柄に選定済み。同社は「当社株式の流動性及び需給関係の向上を促進し、売買の活性化と公正な価格形成に資するもの」とコメントしている。貸借銘柄選定が好感されていることに加え、株価が25日移動平均線を上抜けたことも先高期待につながっているようだ。
グローバルW<3936>:3410円 カ -
ストップ高買い気配。11月3日を基準日として1株につき3株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資しやすい環境を整えるとともに流動性向上と投資家層拡大を図る。また、東証が13日から信用取引規制を解除し、売買が活性化するとの期待も広がっている。グローバルウェイ株は前日まで信用取引による新規の売付及び買付に係る委託保証金率を90%以上(うち現金60%以上)とする規制措置を受けていた。
アジャイル<6573>:504円(0円)
朝高後、値を消す展開。ファンの登録から貢献分析まで自社運営が可能なツール「アンバサダープラットフォームスターター」の提供を開始したと発表している。ファンマーケティングの戦略設計や運営支援を提供してきた「アンバサダープログラム」のノウハウを活かす。ツールではファン会員の登録と情報管理のほか、ファンを活性化する体験サポート機能や登録者のSNS上の発言収集と影響力測定などができる。 <ST>