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大幅反発。フィスコ<3807>が開催したフィスココインのスタートアップコンテスト優勝ビジネスアイデア「日本の文化をNFTヘ、NFTを世界へ」につき、受賞企業のチューリンガムと対象サービスアプリの共同開発に着手したと発表している。アート・サブカルチャー・IPなどを含む日本の文化をNFT化し、ユーザー間で売買できるアプリケーションを開発していく。業績への寄与を期待する動きが先行している。
日製鋼所<5631>:2917円(+59円)
大幅続伸。岩井コスモ証券では投資判断を新規に「A」、目標株価を3200円としている。EV開発では車体軽量化が重要な課題となり、軽量化が期待できるマグネシウムや高機能樹脂の拡大が見込まれるため。自動車業界のEVシフトが追い風になるとみられるなか、中期的な成長性の高さを評価しているようだ。22年3月期営業利益は、会社計画160億円を上回る170億円、前期比66%増を予想している。
安藤ハザマ<1719>:871円(+14円)
反発。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に引き上げ、フェアバリューも950円から1100円に引き上げている。遅れていた建築工事の受注が前期第4四半期に計上され、手持案件の不足懸念は当面のところ回避できたとみられるほか、前期からは大型土木工事の進捗ペースも向上する兆しがみられると指摘している。22年3月期営業利益は会社計画249億円に対して275億円を予想、増益を確保できるとみている。
住友精密<6355>:2295円(+205円)
大幅反発。前日に3か年の中期計画を発表している。数値目標として、24年3月期売上高545億円、営業利益47億円を掲げている。来期からの収益拡大本格化を想定している。産業機器事業やICT事業の拡大を想定しているもよう。収益成長スピードは期待以上との見方が先行する形に。なお、産業機器では、水素製造、液化、気化などへの取り組みも積極化するようだ。
ウシオ電<6925>:1657円(+90円)
大幅続伸。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を1650円から2400円に引き上げている。22年3月期営業利益は、映像装置事業の好転や成長分野の貢献で、会社計画50億円を上回る60億円にまで急回復を予想。映像装置事業は、有力映画作品の配給増加や映画館の再開に加え、プロジェクターの更新需要が期待でき、営業黒字転換を予想としている。営業キャッシュフローも中計に対して順調に進捗としている。
ジェイテック<2479>:200円(+18円)
年初来高値。24年3月期の営業損益目標を1.88億円の黒字(21年3月期の実績は0.56億円の赤字)とする中期経営計画を発表している。中核事業の技術職知財リース事業を強固にするため、テクノロジスト700人体制(21年4月時点で477人)を早期に達成して収益基盤を強化する。また、中長期的な施策として新規事業への投資やM&Aを積極的に行うことで強固な経営基盤構築を目指す。
シンバイオ製薬<4582>:1715円(+65円)
上場来高値。米バイオ企業のキメリックスが抗ウイルス薬ブリンシドフォビルについて、日本での特許を取得したと発表している。シンバイオ製薬は天然痘の予防・治療を除く全ての適応症を対象とした全世界での独占的開発・製造・販売権を取得している。特許の有効期限は37年6月28日。ブリンシドフォビルは、広範囲のDNAウイルス感染症に対して有効な治療方法として期待されているという。
ジーニー<6562>:1361円(+35円)
年初来高値。広告収益とユーザーエンゲージメントの両立のため、「Web動画リワード広告」フォーマットの提供を開始したと発表している。ユーザーに対して報酬を付与する代わりに、15-30秒程度の動画広告を視聴してもらうフォーマット。GoogleがWebブラウザでのサードパーティクッキーのサポートを22年までに段階的に廃止するなど個人情報保護の動きが高まっていることを受け、新たな収益モデルとして構築した。 <ST>