NY外為市場ではユーロの戻りが鈍い展開となった。ユーロ・ドルは1.2020ドルへ弱含んだのち、1.2046ドルまで上昇した。ユーロ・円は128円73銭に強含んだのち、128円50銭まで反落。ユーロ・ポンドは0.8637ポンドまで下落した。

欧州中央銀行(ECB)のパネッタ理事は「2021年は依然、パンデミック下にある」とし、冴えない成長が下方リスクに脆弱で、利回り曲線の急速なスティープ化は対応する必要があると強調した。一部のメンバーはパンデミック緊急国債購入を拡大すべきとの見解を示している。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ戻り鈍い、ECB理事が利回り曲線の急速なスティープ化を警告