30日のロンドン外為市場で、ドル・円は107円66銭から107円80銭で推移した。米国の主要経済指標の発表を控え、小動きが続いた。

 ユーロ・ドルは1.1228ドルから1.1199ドルまで下落し、ユーロ・円は120円94銭から120円65銭まで下落した。ユーロ圏・6月消費者物価コア指数速報値の伸びがやや鈍化し、ユーロ売りが優勢になった。

 ポンド・ドルは1.2293ドルから1.2258ドルまで下落。英国とEUとの集中協議の週となり、ポンド売りが優勢になった。ドル・スイスフランは0.9527フランから0.9498フランまで下落した。

[経済指標]
・ユーロ圏・6月消費者物価指数速報値:前年比+0.3%(予想:+0.2%、5月:+0.1%)
・ユーロ圏・6月消費者物価コア指数速報値:前年比+0.8%(予想:+0.8%、5月:+0.9%)
・南ア・1-3月期GDP:前年比-0.1%(予想:-0.9%、10-12月期:-0.5%)
・南ア・1-3月期GDP:前期比年率-2.0%(予想:-4.0%、10-12月期:-1.4%)

[要人発言]
・中国新華社
「中国の習国家主席、香港の国家安全法施行令に署名」



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は107円66銭から107円80銭で推移