TOCOM金 21年4月限・夜間取引終値:5944円(前日日中取引終値↓4円)

・想定レンジ:上限5980円-下限5920円

12日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は堅調な展開となりそうだ。前日の米国株式相場は、景気回復の遅れやウイルス感染第2波を警戒し大幅下落。米国株安の流れを引き継ぎ、東京市場でもリスクオンムードが後退し、安全資産とされる東京金が買われそうだ。ただ、外為市場で一時1ドル=106円50銭台まで円高・ドル安が進み、ナイトセッションでは一時22円安まで下げる場面もあった。ただ、一段の円高基調がここから更に進むことは足元では想定しにくく、円高による上値抑制よりも、リスク選好の後退を映した価格形成が優勢となりそうだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金見通し:堅調、リスクオフの強まりを映した価格形成か