東京金概況：下落、景気回復期待のリスク選好で売り優勢

TOCOM金　21年4月限・日中取引終値：5964円（前日日中取引終値↓29円）

・推移レンジ：高値5964円-安値5936円

8日の東京商品取引所（TOCOM）金先物（期先：２１年4月限）は下落した。5月の米雇用統計が予想を上回る改善となったことを受け、先週末5日の米株式相場は景気回復期待から大幅高。本日の東京市場でも、米株高を受けたリスク選好ムードを引き継ぎ、株価は上昇、リスク逃避先としての金先物は下落して始まった。ただ、日経平均が心理的な節目である23000円台を回復したことで、目先達成感から取引開始後は株価がやや伸び悩み、近先物は57円安まで下げた後は底堅く推移した。




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